緑のイメージはまさに植物です。
森や植物を見て、やすらかでほっとする気持ちが日ごろのストレス解消になりますね。
太古の昔、野獣から人間の姿を隠して身を守ってくれたり、食物も恵みを与えてくれたりと人間が生きていく為に多大な恩恵を与えてくれた植物。
その積み重ねられた人間の無意識下の記憶に「植物=信頼・安全」と認識されているようです。
青(緑)信号や、緑十字、非常口など安全に関して緑色をシンボルカラーにしているものは数多くありますが、こんな所からきているのだと思います。 この信頼・安全を感じられる緑は、人を穏やかで安らを与えてくれます。
また、緑は可視光線の波長の中で丁度中間にあたる色でもあります。このバランスが安定感を与え、人をより安心したリラックスを与えてくれます。
もうひとつ。緑は黄色と青を混ぜた色でもあります。明るく朗らかでプラス志向の黄色、それと正反対の沈み込み、物悲しい印象の青。この2つの要素がバランス良くミックスされ、中庸になった点にも注目するべきでしょう。
つまり緑はバランスがとれていて、安心、安全、癒しを現す色といえます。
戻る