色のイメージ

色の温度
暖かい色→暖色系(赤・橙・黄等)
寒い色→寒色系(青・青緑等)
中間の色→緑・紫・白・黒等
そのままですね。しかし、体感温度までこの「色温度」によって変わる場合があります。
寒い時に使うひざ掛けが橙色と青色なら色の好き嫌いがあるでしょうが、ほとんど橙色のひざ掛けを選ぶでしょうね。
色の地味・派手
派手な色→彩度が高い色
地味な色→彩度が低い色
新聞に入って来る特価の広告は原色の黄色に赤の文字を使っているものが結構ありますがこれぞまさしく目立って欲しいの極致でしょうね。
また、今日は気が乗らないからなるべく目立たないようにしたいと思った時に真っ赤なパンツに黄色のシャツでは出掛けないですね。当たり前ですが。
色の重さ
色の重さは感覚なので人によって違うイメージを持つ方もいるでしょうが、一般的には 明度の高い色程軽く感じ、明度の低い色程重く感じます。
例えば紺のブラウスに白のスカートよりも白のブラウスに紺のスカートの方が 重い色が下になり、重心が下に感じられるため安定感が出る訳ですね。
色の距離
進出色(膨張色)→暖色系、高明度、高彩度の色
後退色(収縮色)→寒色系、低明度、低彩度の色
色相・明度・彩度の3つが指定されている為、限られた色になってきますね。
例えば鮮やかな赤色の車とくすんだ紺色の車では同じ車間距離を取ったつもりでも 鮮やかな赤色は近くに感じられるから長めに、くすんだ紺色は遠くに感じられる為短めにとってしまうのです。
同じようにインテリアの配色で部屋の見た目の広さを工夫できますね。
色の時間
暖色系→時間が長く感じられる(2倍)
寒色系→時間が短く感じる(1/2倍)
こんなに時間感覚が違うのです。
例えば待合室ならば寒色系を使えば待ち時間が気にならなくなるでしょうし、ラーメン屋等は暖色系にした方が お客さんの回転率が上がるでしょう。
トーンのイメージ
色調(トーン)もそれぞれイメージがあります。
色に対するイメージは人それぞれですが、一般的には ペールトーンならば薄い・可愛い・女性的、ビビッドトーンならば派手・明るい・鮮やか、ダークトーンならばシック・大人っぽいなどが挙げられます。
配色をする時にこのトーンのイメージを利用する事で目的に沿った配色も可能です。
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