色の対比

色が隣あう事で様々な対比による現象が起こります。お互いの色に何らかの影響を及ぼすのです。
やみくもに好きな色同士を組み合わせるより、この対比を上手に使う事でもっと効果的な配色が出来ます。
色相対比→色相差の対比効果
<例>赤と青の折紙に紫色のクレヨンで●を描くと・・・
赤の折紙の紫→青紫
青の折紙の紫→赤紫
に見えます。このように周りの色が中の色の色相に影響を及ぼします。
明度対比→明度差の対比効果
<例>白いブラウスと黒いブラウスの胸ポケットにグレーの同じポケットチーフを飾ったら・・・
白いブラウスのチーフ→黒っぽいグレー
黒いブラウスのチーフ→白っぽいグレー
に見えます。このように周りの色が中の色の実際の明度比よりも大きく感じられるにような影響を及ぼします。
彩度対比→彩度差の対比効果
<例>黄色のTシャツとベージュのTシャツに藤色(藤の花のような薄い紫色)のロゴをプリントしたら・・・
黄色のTシャツのプリント→くすんだ藤色
ベージュのTシャツのプリント→鮮やかな藤色
に見えます。このように周りの色が中の色の実際の彩度比よりも大きく感じられるにような影響を及ぼします。
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