色のウンチク

◆色の3原色
色の3原色と言うものがあります。 これは、絵の具で色を作る時を想像していただくと判りやすいと思います。
色の3原色は「赤・青・黄色」です。
この3色を使って、黄色と青を混ぜると緑色になったり、赤と青と混ぜると紫色になったりします。 この3色を混ぜ合わすと(理論上)黒になります。
カラー印刷物がこの方法を使っています。(但し、黒も使用します)
原稿を赤(マゼンタ)・青(シアン)・黄色の光のグループに分けます。そして、細かい点で「赤の色目のグラデーション」「青の色目のグラデーション」「黄の色目のグラデーション」に分けます。印刷の時は、この3版+黒で4色刷りをして結果カラーに見えるのです。

◆色の明度・彩度
絵の具で色を作るとき、いろんな色を混ぜれば混ぜるほど原色からは遠くなり、グレーっぽいくすんだ色になりますね。
子供の頃どうしたら綺麗なピンクやエメラルドグリーンが絵の具で作れるのか不思議でした。
これは、混色すればするほど「彩度」=鮮やかさ、が落ちていくからです。
また、「明度」=明るさ、も落ちていきます。

◆光の3原色
色の3原色とちょっと違います。
光の3原色は赤・青・緑です。そして、3色全部混ぜると「白」になります。色の3原色とは逆ですね。
これは、テレビの画面を想像していただくとわかり易いと思います。
テレビの画面を間近で見ると、光の点の集まりだとわかります。その光の点にカラー印刷と同じような感じで各色の光が出されています。
赤い光・青い光・緑の光の点が重なり合ってあの画面になっているのです。
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