笑顔の効能

最近、笑ってますか?(^^)
面白い物事でゲラゲラ笑ったり、嬉しい事があってニコニコしたりしていますか?
驚いたら眉を上げ目を見開く、腹が立つと口に力が入り「へ」の字型になったりと言った、人間の感情に伴う「表情」は、万国共通です。
それは、顔の筋肉のどこがどのように動くかが同じであると言えますね。

以前、心理学の実験でこんなものがありました。
顔の筋肉を部分的に動かす指示を出します。
例えば、眉を上げて下さい。目を見開いてください。あごを落としてください。
と言った感じで、結果的に「驚き」の表情にさせます。しかし被験者には感情や表情の事は言いません。
このようなやり方で、いろいろな表情をしてもらった時に自分がどんな感情を持ったかを調べていきました。
すると、各表情に似た感情を持ったと言う結果が出ています。

その中でも、顕著だったのは「笑顔」でした。
頬を持ち上げて、口角を上げ、目を細めてと言った笑顔の表情をさせた場合、幸せを感じたりウキウキしたりと言った感情が伴ったのです。

イライラしたり、落ち込んだり、つまらなかったり、そんな時はきっと表情もブルーなはずです。
そんな時には無理矢理でもにっこり笑ってみて下さい。心が軽くなります。
何しろ、心理学のデータからも明らかですので、効果テキメンですよ。

もうひとつ。 ネガティヴな感情の時は、必ずと言って良いほど姿勢が悪いです。
落ち込んでいる時に、姿見に自分の全身を写して見て下さい。
恐らく、表情は冴えず、ぼんやり猫背で立つ自分を見つける事でしょう。
自信喪失気味の時に自分の情けない姿を見るのは、傷口に塩をすり込むような行為です。
しかし、勇気を出して、姿勢を正し、しゃきっと立ってにっこり笑ってみましょう。
表情をする事で心が軽くなるだけでなく、視覚から入ってくる笑顔の情報が相乗効果となるでしょう。

ネガティヴな感情に浸っていたい時はともかく、一刻も早くその感情から抜け出したい時は、荒療治ですがこんな方法がオススメです。(^^)
[1]週刊ココロコラム
[2]TOPに戻る