性格は変えられる・その1

以前、血液型で性格の違いが出る話について少し書きましたが(第60回「血液型占い」)最近は、ますますマスコミで盛んに取り上げられていますね。
お陰でA型は神経質な所が嫌とか、自分勝手なB型は嫌い、なんて思いが以前よりも顕著になっている人が多いかも知れないですね。
ちなみに私はA型です。しかし掃除や片付けが嫌いで(風水系サイトを管理しているのに!)几帳面さはほとんどないです。神経質でもないです。見た目も神経質とは逆のタイプです。そのせいか人からは「O型か思った」と良く言われます。(^^ゞ
性格は人それぞれ違いますから全て血液型的性格に当てはまらない部分もありますよね。

性格は、生まれ持った部分「気質」と、成長していく上での環境によって作られる部分とかあります。
先ほどの血液型の性格の違いは、生まれ持った気質にあたるでしょう。
親から受け継いだ気質も自分の性格のベースになっていますね。
気質の上に狭い意味での性格「狭義の性格」があります。
例えば親が過干渉だった場合、弱い性格や自発性のない性格、わがままな性格なる事が多いと言ったように、この部分は、主に親(や身近な人)との関係性や教育・しつけ態度から発生しています。
その上に、社会によって作られた「社会的性格」があります。
そして、その上には「役割性格」があります。
役割性格と言うのは、女の子は女の子らしくとか、先生は先生らしくと言った、自分に求められている役割を自分なりに行動していく部分になります。
このように性格は気質を中心に何層にも重なっているような、丁度「同心円」のような感じになっています。

性格は外側の層から変わりやすいと言われています。
例えば、職場で求められる役割を果たしていた人が、退社して結婚し、子供が生まれると母の役割が求められます。求められるものが変われば「役割性格」も変わってきます。
そして、日本から全く文化の違う異国に移住をすれば社会性も変わりますので、自然と「社会的性格」も変わります。

性格の中で変えたいと思う部分は、比較的変わりにくい「狭義の性格」や「気質」が多いかもしれませんね。
例えば、人見知りや極端に緊張してしまったりと言う部分はこの部分の性格です。
しかし、それでも自分で変える事が出来るのです。
ではどうすれば良いのか。次回はその辺を考察したいと思います。お楽しみに♪
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