美人は得でブスは損?・その3

前2回では、美人が優遇されると同時に大変な努力も要求される事を紹介しました。
実社会では恐らく得をする事が多く、凡人から見ると不公平ありあり位な感じに捉えがちですが、その得はもしかしたら彼女たちの努力の賜物なのかも知れません。
個人的見解では、損得どちらもありなのかなと思います。

では、美人は全員モテるのでしょうか?
人間は外見で人を判断する生き物ですから男女共、異性に対して容姿端麗を望む傾向はあります。
特に男性は美人に対する感情が女性のそれよりも強いと言われています。
ですので、ブスよりもずっと男性からの注目度は高く、はっきり言ってモテると断言できます。
しかし、容姿端麗でない人でもモテモテの人もいます。美人なのに彼氏がずっと出来ない人もいます。
その差は何でしょうか。

男性にモテる女性は、男性が考える「いい女」イメージをたくさん持った女性と言われています。
いつもGパンにTシャツ、スニーカー姿の化粧っ気のない美人よりも、女らしいファッションで清楚なイメージの普通の容姿の女性の方が「いい女」と捉えられるでしょう。
また、闊達でバリバリしているよりも楚々とした癒し系の方が「いい女」イメージなのかも知れません。
ちなみに、私の知っている女性で、顔は「並」でもスタイルが良く、いつも女らしいファッションと立ち居振る舞いをする方がいるのですが、本人の知らない所で「憧れのマドンナ」状態です。
恐らく「いい女」イメージをたくさん持っているからでしょう。
それから、異性を引きつけるファクターとして容姿以外にも「人格・性格」「コミュニケーション力」「趣味・嗜好」「性的魅力・能力」「資金力」「地位・名誉」などがあります。
性格美人やセックスアピールの強さは必ずしも容姿端麗が伴わなくても良い部分です。
このように容姿がさほどでもないのにやたらとモテる人は容姿以上に他の部分に魅力を持っている人なのです。
なお、これまで書いてきました内容については、「美人」かどうかも含めて、人には好みがありますので、あくまでも平均的・大多数的意見として捉えてくださいね。

最近は、子供用化粧品が売れたりダイエットやプチ整形が流行ったりと、昔以上に幅広い年齢層で「外見に対する関心と投資」が高くなっています。
美人が必要に迫られて内面の努力をしているならば、美人でない人々が外見を磨く努力をしないよりした方が絶対良いと思います。
内向的な性格になったり、自分の事を好きになれないが為に対人関係に支障が出ている人の中には、ルックスがコンプレックスとなっている人も実際にたくさんいるのです。
その原因を少しでも取り除く事が出来れば、考え方や自分に対する感情も変わり、結果的に悩んでいる対人関係も改善されて行くことでしょう。
さらに自分の個性を知り、コンプレックスを魅力に変えられれば何より良いでしょうね。

ちなみに、私はにがりと酢を飲んでいます。(偉そうな事を言った割に、なかなか・・・以下自重)
私も頑張ります♪容姿端麗でないみなさん(失礼な言い回しをお許し下さい)も是非今よりちょっとだけ努力してみては如何でしょうか?
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