魅力的なノートの取り方・その1

学生さんは、普段からノートを取っていますね。
ノートの取り方は人それぞれだと思いますが、大体先生が黒板に書いたものをそのまま写す事が多いのではないでしょうか?
世界的に見てもノートの取り方の90%以上が、「文章」にする、または「分類分け」「リスト(箇条書き)」なのだそうです。
今回は、もっと直感的なノートの取り方をご紹介します。

マインド・マップと言う言葉を聞いた事はありますか?
トニー・ブザンと言う方が開発した方法で、脳の情報伝達と良く似た形でノートを取ります。
潜在能力開発にも大変有益だと言われています。
マインドマップを利用した高校生グループと、使用しない高校生グループでは利用したグループの方が成績優秀だったと言う実験結果があります。
そして、この方法が有意義であると認めた「ボーイング社」が実際にマインドマップを取り入れた所、それまで2年間かかっていた研修を2週間に短縮出来たそうです。
また、イギリスのオックスフォード大学やケンブリッジ大学では、マインドマップを利用した講義があるそうです。

では、そのマインドマップのやり方をさらっと簡単に説明します。

【必要なもの】
・白い紙(A4以上)
・鉛筆やシャープペン
・いろんな色の筆記具
(色鉛筆や蛍光ペン、細いマジック、水性ボールペン等)

【方法】
1.紙を横長に置きます
2.真ん中に「これから考えるテーマ」を書きます。
3.放射線状に太い幹を色分けしていくつか書きます。
4.そのテーマから連想される物事、問題、課題などを太い幹の先に枝葉のように書いていきます。
5.その枝葉から連想される物事、問題、課題などをその先に書いていきます。
6.連想されるものがなくなったらおしまいです。
7.何度も読み返す

出来上がりは「上から見た木」のように四方に枝葉が伸びている感じになります。
例として中途半端ですが画像を用意しました。(これです)パソコンで書いたので全然枝葉じゃないですが。(^^ゞ
ちなみに、パソコンでマインドマップを作れるソフトがあるそうですが、考案者は手書きを推奨しています。

次回は、もう少し突っ込んだ書き方のヒントと、マインドマップの生かし方をご紹介します。
その次は、あなたにも応用が出来る提案もご紹介します。
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