心のコンドミニアム・その3

2回に渡って「プロセスコミュニケーションモデル」(以降PCM)の要素をご紹介しました。
まだご覧になっていない方はその1から読んで下さいね。

前回一番多い要素が「ベース」となり、一番エネルギーが強いその人の「顔」となる事をご紹介しました。
6種類で分けていますが組み合わせると720通りあり、要素の量(棒グラフの横幅)も含めて考えると、全く同じパーソナリティを探す方が難しいでしょう。
自分、または相手のパーソナリティを客観的に知るためのひとつのツールとしてはとても合理的なものと言えるでしょう。
ちなみに6種類のうち、ベースを含めて下の3階のうち同じ要素が2つ以上ある相手とは気が合いやすく、自分の上の階の要素を下の階に持っている人とは気が合いにくい傾向があります。

6種類の数値が少ない場合の特徴もご紹介します。

■ワーカホリック
時間や金銭感覚などにルーズで、管理や整理が苦手なため忘れ物や失くし物が多い傾向がある。
計画性や物事を順序だてる事や論理的な展開も苦手。

■リアクター
他人への配慮や気遣いに欠け、優しい言葉や態度を表現する事が苦手。
自分と他人を区別して考えるため人に世話を焼かれるのは嫌いで、自分から和やかなムードを作ったり楽しむ事があまり出来ない。

■パシスター
物事をチェックしたり確認する事が苦手で、意見や責任、使命感と言ったものに対してちょっとした事柄でも重く感じる傾向がある。

■プロモーター
自分から積極的に行動に移すことが出来ない傾向があり、行動を促されると強いストレスとなる。
リーダーシップをとったり人を動かす事が苦手で、リスクを感じると尻込みする。

■レベル
感情の起伏が乏しく、冗談を言ったり騒いだりはしゃぐ事が出来ない。
自分の好きにやって良いと言われるとどうして良いのか困惑する傾向がある。

■ドリーマー
自らの内面をみつめたり物思いにふける事が少なく、単調な作業を長く続けられない傾向がある。
ひとりでゆったりする事が苦手で、人の世話を焼きたがる。

各要素の多い場合、少ない場合をご紹介しましたが、これらはパーソナリティを客観的に知るための目安ですから、多いから良い・少ないから悪いと言うものではありません。
円滑な対人関係と健康的な自分自身の心理を理想とするならば、その時の状況や相手に合わせて、自分のコンドミニアムの1階〜6階を自由に行き来し、いろんなパーソナリティを発揮出来ると良いでしょう。
[1]週刊ココロコラム
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