潜在能力開発・その4

超久し振りの潜在能力開発シリーズです。久し振りすぎて何回目だったか自分でも忘れていました。(^^ゞ
眠っている潜在能力を引き出せば、自分の勘が鋭くなったり、危険を回避出来たりします。
その潜在能力を引き出すヒントをシリーズで掲載しています。
よろしければ第12回その1、第23回その2、第29回その3、第34回番外編も参考にして下さいね。

潜在能力と言っても、今回ご紹介するのは「言われてみるとなるほどな」と簡単なものです。

時々、明確な理由もなく「○○なんだけどなぁ」とか、「こっちの方がいいかなぁ」と感じる事はありませんか?
なんでと聞かれると「いや、多分」とか「なんとなく」としか答えられないけれど、なんとなくそう思うと言った感じの感情です。

例えば、アフターファイブで飲み会に誘われたとします。
いつもならば即答で「行く」と答える宴会大好き人間なのに、この日に限って「今日はまっすぐ帰りたいなぁ」と感じました。この思いに明確な理由はありません。ただ、なんとなくそう思った位の感情です。
同時にこんな考えも出てきました。特に今夜の用事もないのに断るなんて・・・悪いなぁと、断り辛いさも感じました。
結局、理由がはっきりしている方を優先して、飲み会に行く事にしました。

この時「帰りたい」と感じたのは、自分の直感です。
帰りたいに対するはっきりとした理由は自分でも判りません。
逆に、断り辛さを感じたのは「義理」や「対人関係」を考えた理由です。

先の例では、飲み会に行った事がきっかけで風邪を引いてしまったり、終電に乗り遅れ高額なタクシー代を払う羽目になったりと、後から「やっぱ行くんじゃなかった」と思う事があるかも知れません。
何もなければ、逆に儲けものです。

「なんか傘持ってった方がいいと思うけど・・・誰も持ってないし晴れてるし天気予報も晴れって言ってたし・・・やめとくか」とか「なんか行きたくないけど・・・友達と約束してるし行かなきゃ」とか「自分はこっちの方だと思うけど親がそっちだと言うからそっちにするか」などなど。
飲み会の一例だけでなく、誰しもが日常的に思い当たる事はあると思います。
この場合、ほとんどが直感と理由のある考えを両天秤にかけて、「理由のある方」を選んでいる事でしょう。

直感は自分の潜在意識から湧き上がってきた潜在能力のカケラです。
このカケラを拾うのも捨てるのも自分です。

カケラを拾い集めると、少しずつコレクションが増えてますね。
それと同じように、自分の直感を信じて行動する事が、結果的に自分の直感を鍛える、つまり潜在能力を開発する事に必ずつながるのです。
直感と理由のある考えを両天秤にかける時は、ちょっと考えてみても良いですね。
[1]週刊ココロコラム
[2]TOPに戻る